プレリリース2では、クリップされてメモに貼りつく際のフォーマットが決め打ちになっていましたので、ユーザーが任意に設定できるようにしました。
設定は、定型文の登録と同じ特殊文字が利用できます。
「$_」は必ず入れてください。これがある場所にクリップボードの内容が挿入されます。
また、クリップ機能のテンプレートでのみ利用できる特殊文字として、「$U」があります。これは、HTMLからのコピーだった場合にコピー元のURLに置き換わります。
もし、コピー元のURLが取得できなかった場合は、$Uが存在する行自体がなくなります。
つまり、上の図のテンプレートの場合、URLが取得できなければ、「Copied from ~」の行はメモに挿入されません。
ちなみに、定型文で利用できる「$!」も使えます。これは挿入後のカーソル位置を指定するものですが、例えば下図のようにテンプレートの先頭に「$!」を入れておくと、クリップされた文字列の先頭にカーソルが来ますので、結果的にメモ内の上に上にクリップした内容が挿入されていくことになります。
不具合修正情報
・ホットキーによるクリップの際、画像をコピーしていた場合にクリップ機能が効かない状態になっていました。プレリリース3で修正しています。
・エディタ内で添付ファイルとして認識する文字列に「..\~」が含まれていませんでした。プレリリース3では対応しましたので、添付ファイルフォルダを相対パスで設定されている方で、VaNT.exeより上位のフォルダを指定されている場合も、正常にダブルクリックで添付ファイルを開くことができると思います。
コメント