Fedora Core5にMPlayerをインストール

1ヶ月ほど前から、自宅のPCのOSをLinuxにしました。
Fedora Core4 を使っていたのですが、このたびFedora Core5がリリースされましたのでインストールしてみました。
全体的な使用感は向上したのですが、最新のOSということでパッケージが用意されていなかったり、自分でアプリをコンパイルしようと思っても、GCC4.1に対応していなかったりと新しすぎるが故の問題も多く見られます。
ただ、その不便さを一つずつ乗り越えていくのが、Linuxの楽しいところでもあります。
そんなわけで、本日FC5にMplayerをインストールすることに成功したので、方法をアップします。
※MPlayerはほとんどのコーデックに対応したオーディオプレーヤーです


Mplayerの現行バージョンはGCC4.1に対応していないのですが(実際にコンパイルに失敗します)、CVSの最新コードはGCC4.1に対応しているので、これをコンパイルする方向で進めます。
◎FFmpeg libavcodec/libavutil/libavformatのインストール

cvs -d:pserver:anonymous@mplayerhq.hu:/cvsroot/ffmpeg login
cvs -z3 -d:pserver:anonymous@mplayerhq.hu:/cvsroot/ffmpeg co ffmpeg
cd ffmpeg
./configure
make
su
make install

◎コーデックのインストール
http://www.mplayerhq.hu/design7/dload.html
ここからコーデックをダウンロードして、/usr/local/lib/codecs/にコピー
◎Mplayerのインストール

cvs -d:pserver:anonymous@mplayerhq.hu:/cvsroot/mplayer login
cvs -z3 -d:pserver:anonymous@mplayerhq.hu:/cvsroot/mplayer co -P main
cd main
./configure –enable-gui –with-codecsdir=/usr/local/lib/codecs/
make
su
make install

あとは、スキンを
~/.mplayer/Skin/defaultにコピー
/usr/share/fonts/japanese/TrueType/sazanami-gothic.ttfを
~/.mplayer/にコピー
このあたりは必要に応じて行えばよいでしょう。
これでインストール完了です。
mplayer <ファイル名>
gmplayer <ファイル名>
でオーディオファイルを再生できます。

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