VaNTは万人受けするソフトではないと思っています。
なので、まず最初にどういうコンセプトで作られているのかを説明したいと思います。
このコンセプトに賛同いただけるなら、きっと気に入っていただけると思います。
保存操作不要
メモを書いた後、ファイル名を考えて、保存先も考えて・・・とやっていたのでは、仕事や思考が止まってしまいます。
メモを書いたら、勝手に保存されている。どこで書くのをやめても、たとえ書いている途中でPCが強制終了しても、確実に書いたメモが保存されているという状態が理想と考えています。
分類しない
VaNTはフォルダ分けやタグ付けなど一切の分類を行いません。メモを取りたいと思ったときに、そのメモの仕分け先を考えることは前述のファイルの保存先を考えることと似ています。
最近のアプリでは常識ともいえる「タグ」についても、付けるタグを考えるという作業は意外と脳に負荷がかかります。
そのためVaNTでは、分類もタグ付けもできないようにしています。その代わり検索によって参照したいメモにすぐにたどり着ける仕組みを用意しています。
階層化しない
フォルダ分けすらしないのに、それをさらに階層化するなどもってのほかです。文書を整理するときは階層化すると仕事をした気分になれますが、参照するときには結局資料を引っ張り出して並べてみることになるのです。
Googleの検索結果は階層化されて出てきませんが、全く不満はないですよね?
検索で探す
書いた メモが大量になってくると、いくらフォルダ分けや階層化をしていても、結局全文検索しか探すすべはありません。数か月前に考えたフォルダ分けルールなど覚えているはずがないからです。
一度検索した結果は、もう一度参照する可能性が高いので、検索結果を保存しておける必要があります。VaNTはXTmemoに倣い、検索結果をタブで保持します。タブをロックしておけば、VaNTを終了しても状態が保存されています。
基本的にテキストベース
VaNT基本的に検索をして情報を引き出すので、テキストベースのメモソフトになっています。たとえばイラストを描いて保存しておきたいような人には向いていません。
事務職、プログラマ、小説家などテキストがメインの人に向いています。
コメント